JCSS分銅についてご紹介します

JCSS分銅についてご紹介します JCSS分銅とよく言いますが、これはJCSSロゴマーク付校証明書のついた分銅ということになります。
なので、こちらの分銅は「校正認定事業者」だけがこのマーク付きの校正証明書を発行することができるものです。
分銅とは、はかりで物の重量をはかる時に重量の基準として用いるものになります。
ステンレスなどの金属製で、円筒型や枕型など様々な形があるものです。
一般的な用途としては、はかりの点検や調査、調整などに使われます。
用途は様々で、他にも色々な形状のものがあります。
円筒型や円盤型、増おもり型や板状のもの、枕型や大型のもの、環付・フック付きのものまで沢山の種類があることが特徴です。
一般的に広く用いられるものは円筒型です。
他にも円盤型はズレ防止の溝付きで安定感があり、複数積み重ねることができたり、精密な単位を求められ、調整や検査に適している板状のものなど、その場に応じて形状を使い分けることができるものになっています。

分銅の検査方法にはどのような方法があるのか

分銅の検査方法にはどのような方法があるのか 検査方法には日常点検と定期点検、また定期検査があります。
日常点検ははかりの担当者が1日に1回か2回、使用する前にはかりの状態や皿の汚れがないこと、ゼロ点戻りが正常に行われるかを確認してからいつも使用している分銅を乗せて秤量を毎日記録して重量に異常がないかを調査します。
定期点検は季節の変わり目など、気温が変わりやすい時期を選定して実施月として行い、秤量したい重量、次に秤量した2分の1の重量の分銅を計りそれぞれ記録して、変動があるかどうかを調べます。
定期点検は一年に一回、実施月を決めて行い、同一の測定対象物となる分銅について短い時間で繰り返し測定をして同じ値になるかを確認する繰り返し性や、皿の上に乗せた時と任意の位置ではかったときに相違はないかを確認する偏置誤差の確認、またはかりに表示される値と分銅の重量に相違はないのかを確認する直線性について試験を行います。
常に使用するので、信頼性があるのか試験をして確かめておくことが大切です。